(EN)入社の経緯と前職について教えてください
(EN)医療事務の専門学校を卒業後、医事課職員として病院に就職しました。
 小規模な病院だったため、外来・入院業務、レセプト業務、システム管理、施設基準の届け出資料の作成、
看護部の事務的な仕事のヘルプなど幅広い業務に携わっていました。
 前職のシステム更新の際に医事SEの存在を知り、前職ではこれ以上のキャリアアップが見込めないことと、
前職の上司や当時の同僚などから背中を押してもらったこともあり、変化がない毎日に刺激を求め転職活動に
踏み切りました。
 その後、たまたま見かけた求人2件に応募し、1件は他社の医事システムのインストラクターの求人で、
もう1件が今の職場の求人でした。どちらも最終面接まで行きましたが、直観でシーアンドエスに決めました。
Daily Time Schedule
(EN)顧客先に出社、作業準備
(EN)顧客への今回適用資源の説明会
(EN)QAヒアリング
(EN)昼休み
(EN)修正情報の適用、付帯作業
(EN)QA調査
(EN)QA回答
(EN)プログラム適用、動作確認
(EN)顧客への完了報告、残作業
(EN)退社(自宅へ直帰)
(EN)入社後どのような仕事をしてきたかを教えてください
(EN)主に医事会計システムの導入、保守に携わっています。
 導入業務では、他社の医事会計システムから当社の扱う医事会計システムに更新される場合、
WG(ワーキンググループ)を通じて病院様から従来の運用や、都道府県ごとに異なる地方公費の運用などのヒアリングを行い、
新しいシステムにどのように落とし込むかを話し合います。その後、新しいシステムでの設定や必要に応じてプログラムの
カスタマイズを行い、操作説明、運用リハーサルを経て、稼働を迎えます。
 保守業務では、すでに医事会計システムを導入されている病院様からのQA対応や、診療報酬改定に伴うものや
定期的に開発元から提供されるシステムのバージョンアップを病院様環境に適用するなどの作業を随時行います。

(EN)仕事を通じて成長したことを教えてください
(EN)様々な環境の病院様に携わるため、各都道府県及び自治体の地方公費や、DPC制度及び影響調査報告、出産一時金など、
前職ではあまり関わることがなかった制度に関連する機能の説明をしないといけない場面や、問い合わせなどを受けることがあります。
そもそもの各制度を理解する必要があるため、厚労省など各機関から出ている通知などの資料を探しだし、解読する機会が増えました。
身についた知識は社内のみならず、他社の方や病院様からも頼りにされる場面が増え、自信にも繋がっています。
(EN)職場の雰囲気を教えてください
(EN)私が所属するシステム5課は、大阪事業所と広島事業所のチームになります。
 大阪事業所のメンバーは医事システム担当が私一人で、他には電子カルテなどの担当が数名います。
 関西の仕事だけではなく、本社の仕事のヘルプなどで出張などもあり刺激的な毎日です。
 現場では他部門システムの他社の人もいるので、社内だけではなく社外にもつながりが出来たり、作業中も(たまにうるさいと怒られますが)和気藹々と楽しい現場です。
(EN)今後の目標や挑戦したいことを教えてください
(EN)診療報酬は年々複雑化しており、病院様と対等にやり取りするための知識や技術という武器を増やすべく、診療情報管理士の資格取得にむけ目下勉強中です。
(EN)応募者へのメッセージ
(EN) 私と同じように医事課出身の方にとっては、プログラムやシステムなどは門外漢でしたが、意外と何とかなっています。
答えから問題を解くような感じでとっつきやすいと思います。
 逆に医療事務という分野がわからないという人に向けると、医療事務は結構マニアックな世界だと思います。
難しそうと思われがちですが、実生活と切っても切れない分野なので「なるほど、普段病院で払っているお金にこんな意味があったのか」など、
知れば知るほど点が線になって面になる感覚が楽しいと思います。自分や周りの方が実施に入院した時などに「この制度が使えるはず」など、
実際に役に立つ知識なので、是非難しそうと尻込みせずに挑戦してみてください。